風来坊

ジュラシック・サバイブの風来坊のレビュー・感想・評価

ジュラシック・サバイブ(2018年製作の映画)
2.0
事故により未知の惑星に墜落した宇宙船。生存者は生きる術を必死に探るが、その惑星は恐竜達の住み処だった。危険な惑星でのサバイバルを描いたSFモンスターパニックアクション。

恐竜との戦いより、人間同士のケンカの方が多い。和解したと思ったら、また言い争いで殴りあい…いい加減にしろ!
登場人物が自己中ばかりなのもツラすぎる。恐竜よりサイコクソジジイの方が怖いし存在感がある。

極限状態の筈なのに水や食料を渇望する、描写がないためサバイバル感がありません…。恐竜はサブキャラで弱い…木の槍が最強。

チープですけどB級映画にしてはCGは頑張っていると思います。囚人役の役者さんが渋くて良い味を出していました。急にナイフの達人になる女性だったり、みんな突然強くなるのはツッコミ所なんですけど笑ってしまう。

酷い映画なのは間違いないですが、B級映画としては観れない事はないかなと思います。くだらなさが一周回って憎めなくなってくる感じもある。B級映画を観すぎて感覚がおかしくなってきてるのかも知れません…。
風来坊

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