あぶ

ウィーアーリトルゾンビーズのあぶのレビュー・感想・評価

5.0
最初の晩餐やドライブイン蒲生で染谷将太と永瀬正敏さんは親子役なのですが菊地凛子と永瀬正敏さんが夫婦役でなるほど!これがリアル!なんつって。
僕は湯を○かすほどの熱い愛が死ぬほど嫌いなんですけどその映画のラストシーンを皮肉ったかのように話す黒田大輔さんの「ま、でも煙なんで、ただの」がサイコーにエモい、エモいって古っ!ダサっ!
誰もが今今今今今今今今今一番語りたいであろう中島セナのその存在感、出会う男全員狂わすガール(菊地凛子と永瀬正敏の娘だから仕方ないね)がラブホに窓が無い事に対して驚く少年達に対してさらっと「ラブホはどこもそうだよ」って言うシーンで僕も無差別恋愛組のメンバー入り、レシートを丸めて大人は深呼吸に高い金払ってるだけと言うシーンでは「あっ煙草辞めよう」と思えた。デフォルトで孤独ぶってる男なので僕にも絶望だっさと言ってくださいお願いします。

テンポよく進むリトルゾンビースのパッパライに対して大人のダサいストーリーは退屈に感じて仕方ないけれど脇の大人達が豪華過ぎて(クリトリックリスも一応含む)いつかはゾンビースもこうなっちゃうのかなと思うと悲しかった。

そしてエンディング後のラストシーンは色々な解釈があると思うしロジック的にはまぁそういう事なんだろうけどジエクストリームスキヤキも事故の後にあの旅があった(と思いたい)派なのでリトルゾンビースのあの物語が退屈な葬式を凌ぐものであったとは思いたくないのです。
あぶ

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