けんいち

春のけんいちのレビュー・感想・評価

(2018年製作の映画)
4.0
認知症の祖父と2人で暮らす美大生の1年間を描いた短編作品。

祖父と孫の日常が、認知症によって変化していく過程が、よく描かれている。

虐げられている同級生の「10年後に笑うのは、私だから」という台詞が強烈。

本作も長編で観てみたい。





終映後、大森歩さん(監督)、対馬天伸さん(編集)による舞台挨拶。

映画『春』の制作に至るキッカケや制作過程、普段の制作スタイルについて等。

クリエイターらしい内容を、丁寧に且つ真剣にお話しされていたのが印象に残った。
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