けい

春のけいのネタバレレビュー・内容・結末

(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

オムニバス『わたしと、私と、ワタシと、』として『ただの夏の⽇の話』『春』『冬⼦の夏』を鑑賞。

まずどれも群馬がロケ地になっているところが、地元なのでエモかった(笑)女優さんは皆魅力的で素晴らしく、文句なし。特に一本目の『ただの夏の⽇の話』が好きで、時計のパーツが水の中にあるオープニングの伏線の回収やボートから宇宙で生命の誕生という壮大な話になり、脇役なんていないという素敵なメッセージもあり、胸に刺さった。二本目の『春』の戦争!(敬礼)の終わり方も好きだし、三本目の『冬⼦の夏』のポップさのある演出からのエモさにつながる絵の完成シーンは爽やかで夏の終わりに相応しい演出だった。

三人の監督が上映前舞台挨拶があり、普段はCM制作をしているらしく、『春』だけ5年前の作品らしいが、古臭さは微塵も感じなかったし、これから長編の意欲もあるそうなので、楽しみにしたい。
けい

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