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人間失格 太宰治と3人の女たちのめぐのレビュー・感想・評価

3.3
三人の女たちはそれぞれ、
傑作の一部になること、子供を持つこと、共に死ぬことによって自身の生に意味を見出している様に感じた

太宰治そのものを愛しているというより、
彼の人生に名を刻むことに喜びを感じる

三人のうち一人も真の意味で太宰治を愛していた女はいなかったのではないか



要所要所に出てくる花の美しさと恐ろしさにぞっとし、色彩にも目を奪われる作品でした
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