映画というより芸術作品。
蜷川実花ワールド全開。色使い美しすぎ。
これは、太宰治というクズを知っていたら
より楽しめたと思う。
何も知らないから、わからない部分もあった。
旦那はもう要らないが、愛人は要てその子供が欲しい女。
未亡人?で、いつも死にたくて死にたくて、太宰に溺れてしまった女。
本妻は本妻で、不倫は許すけど子供に見られるのと不倫相手が子供に接触するのだけは本当に許さない。けど作品のためなら不倫も許す。
それぞれが違う女だけど太宰治という人間にハマって落ちていく姿、太宰治すごいなあ。
人間として本当にクズなのにみんなに一番愛してるってまじで人間失格。
ここまでの恋愛が逆に純愛なのかもしれないし
ここまで愛せるのなら愛し愛されたいけど
わたしはしんどいからいいや。
何が怖いってこれが
実話に基づいたフィクションってことですね。