ぴらふ

ロボット2.0のぴらふのレビュー・感想・評価

ロボット2.0(2018年製作の映画)
3.1
オープニングクレジットでスーパースターラジニと愛称で呼ばれる格の違いを見せつけられる。

サウンドデザインも結構凝ってたため、音が前から後ろ、右から左と縦横無尽でした。
内容に関してはほんとにめちゃくちゃなんだけど、このめちゃくちゃな内容に巨額を投じられるインドという国が恐ろしい...

前作よりもパワーアップした技術に頭を下げることしかできない上に、インド映画特有の謎の説得力があるから細かいことに突っ込む気にもなれんです。
前作の頃から疑問だった人が死にまくる件についても、もはやどうでも良くなった。
環境問題が深刻な中、生物の保護を題材にしたのにそのテーマを逆手に取る容赦ないチッティの制裁がもはや笑うしかなかった。
けれども、メッセージ性を盛り込んだところで結局娯楽の一片でしかないなら、開き直って観客が心配するほどの馬鹿なことにテーマを使ってやろうとする心意気こそが考えるきっかけを生み出すのかもしれないね。

続編があったらまた観ようかなと思った矢先に続編を見せてくれるスーパースター。もうお腹いっぱいです

エンドロールではアトモスの文字もあり、なんとDNEGの文字まで!!そりゃもうボリウッドに邦画が勝てるわけないですよ
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