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ジョジョ・ラビットのtyapiokaのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.8
ビートルズの流れるOPがとてもよい。戦争映画特有の臭そうな雰囲気がなく、アメリカコメディやヒーロー映画の空気がある。イマジネーションヒトラーのあほっぽさ。また、ナチとユダヤの恋というかおねショタ的空気がよい。また、いい奴はすげえカッコいい奴になって主人公を守って死ぬ。コメディ調やヒーロー調でなく、戦争に引き戻す母や戦争の終局あたりが物語を引き締めていた。調査に来る長身の男らも怖くてよかった。余韻はそこまでなく、ダンスという伏線も張られていた終わりらしい終わり。靴紐もいい味出していた。未来を語りながら戦争の夜景を語るシーンで終わるかと思ったが、違った。
2024.04.06
二回目だと人々の優しさが目につきやすい。そして、コメディ部分との落差に再度驚く。ただやはり、おしゃれな画角や音楽のセンス、現代基準で見通せる戦争映画は貴重に思えた。ユーモアを持たせて戦争を語らないと、もう耳を傾けてもらえないのかも。
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