カッキー

ジョジョ・ラビットのカッキーのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.3
子ども目線で見たナチス・ドイツと、ヒトラー。
ジョジョはユダヤ人の少女との交流を通して、既成概念と事実との差に疑問を抱くように。
色々と考えさせられました。
スカーレット・ヨハンソンと、サム・ロックウェルが良い味出してます✨
是非子どもにも見てもらいたい映画です。
ユダヤ人は人間じゃなくて魚と混血した生き物という見方をされてたり、ナチス信者も戦争に負ければ敗者、ドイツでも昔の日本みたいに鉄を回収していた等発見がありました。
そもそも、どうして歴史上ユダヤ人はキリストの時代から迫害され続けて世界中に散らばったのか。
残念ながら、勉強不足でそこは分かってないんですが、キリストもユダヤ人ですし、同じ人間です。
見た目もユダヤ教を信仰しているってだけで、白人というとこは変わらないですし(白人じゃない人種の人たちもいる)、世界中の国々(特に先進国から)の同情もあり建国されたイスラエルは、元々住んでたパレスチナ人たちから土地を奪い、現在に至るまで争いは絶えない。
平和とは、自由とは、何か。
宗教の名の下に、人間は何千年も殺し合いをしても学べない、というのは悲しい事実だ。
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