えー、もう、めちゃ好きー！！
第二次世界大戦状況下のドイツが舞台。気弱で心優しい10歳の少年ジョジョは、兵士を志しながら、母親と空想上の友達”ヒトラー”と暮らしている。
訓練時にウサギを殺せなかった、ジョジョは、ラビットという称号を付けられる。
ふとある日、屋根裏部屋の小さな部屋に、ユダヤ人の女の子が潜んでいることを発見。自分よりも大人で、強い意志を持つ彼女（エルサ）に惹かれていく。ジョジョは、ドイツは、世界は、どう変わるのか。
ピンチな時にどこにでも現れてくれる、ちょっとどこかマヌケなヒトラー像や、兵士の上官キャラ（サム・ロックウェル）、美人で強くて愛情豊かな母親（スカーレット・ヨハンソン）など、キャラ設定が絶妙。
戦争というヘビーさをしっかりとスルーせずに描写しつつも、テンポ良く、ユーモアと何より”間’がすこぶる良い。
結構私個人は、クスッと笑えるところ満載で飽きずに、飽きずに進んでいき、ふとした時に、戦争の非情さを痛感もできる。
これね、ドイツ映画だったら、もっと良かったなぁ。と思う。
ジョジョは可愛いし、エルサも可愛い。
スカヨハの母親像は、個人的に目指している母親像です。
そして、いつも美味しい役もらう、サム・ロックウェル。
音楽よし、ポップな映像も良し。
ダンスシーン（スカヨハの父親変装？）がすごく好き。
えー？ってなってるジョジョが、母親の愛に触れ、理解し、ママ大好き！みたいなのが、ぐっとくる。
また観たい作品です。
