Rea

ジョジョ・ラビットのReaのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
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明るい物語調だが描かれる事実は残酷で、その対比に胸が締め付けられる。
でもきっと10歳の目には戦争はこう映るんだろうな…

架空の友達「ヒトラー」を登場させることで、10歳の子どもの心の機微を描いたのは見事。
味方のふりをして暗に自己否定を煽り、目指すべき道をしるすようにして徐々に本人の思考を奪って行く呪いのような存在。
誰もが心の中に持っているであろう、その存在を可視化したのが斬新で分かりやすかった。
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