CarryThatW

ジョジョ・ラビットのCarryThatWのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.3
ブラックな笑いが中心で、クローン(=ブラジルから来た少年!)とか「紙みたいな新素材」とかネタがいちいち可笑しい。脇役が皆素晴らしくて、友人の太っちょメガネの存在感は絶大だし、重要な役割を果たすナチス将校のキャラにも注目したいところ(明らかにゲイとして描かれているが、実際にナチスと同性愛の関係は複雑だったりする)。エンディングも(解釈の余地はあるが)切なくて、ニュー・シネマ・パラダイスのことは忘れてもこの映画のことは忘れないだろうと思えるくらい、記憶に残る映画の一つ。
CarryThatW

CarryThatW