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ジョジョ・ラビットのmioのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.5
ポップにナチス支配下のドイツの状況を説明されている。
戦争とは、洗脳から生まれる。宗教戦争である。
イスラエルとパレスチナも、元を辿れば宗教戦争。
価値観の違いを受け入れ合うのではなく反発し合った結果、自分たちの価値観が正しいと人々に刷り込んでいく。

主人公は10歳の男の子で、子供たちがどのように洗脳されているのか、ユダヤを庇う人たちのリアルや、庇った人たちがどういう待遇を受けるのか、分かりやすかった。

でも末端の人たちは、必ずしも洗脳されてない人たちもいる。でもそれは同調圧力には勝てない。そして処罰の対象になる。

スカヨハの愛ある母親の姿、その最後、悲し過ぎる。

重たくならず歴史を学べる。

良い作品でした。
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