ジョジョ・ラビットのゆずかのネタバレレビュー・内容・結末

なんでこんな名作見てなかったんだろ。ジョジョの視点を通してナチスの恐ろしさが体感できる見せ方があまりに上手すぎる。特にゲシュタポの家宅捜索。心臓バックバクしたし見てられなかった…。その直後の母親の死。まじで悲しい通り越して恐怖だった。ジョジョの背丈だとどう頑張っても足首にしか届かないのにきつくきつく抱き締めるの辛すぎて爆泣き。もちろん戦争映画だしタブー視されるナチス取り扱ってるんだから平和に終わるわけないって分かってても前半のコミカルさが嘘のような展開すぎて余計泣けた。ヨーキーが銃背負って嬉しそうに駆け寄ってくる場面、本人自体は何も変わらないのに戦争だけはどんどん進んでる事が伝わってしんどかった。これでジョジョもヨーキーも死んでたら火垂るの墓並みのトラウマ映画になってただろうな。10歳そこそこで家にあんな綺麗なお姉さんいたら色々狂いそうだね。良い子に健やかに育ってくれジョジョ…。幸せになれ…。