2019年東京国際2本目。
多分これ大当たりだったなぁ。
タイカ・ワイティティ監督の力量もさることながら、どちらかというと、
脚本タイカ・ワイティティがお見事ですって印象ですね。
来年公開のため、詳細は控えますが、
独特のノリやギャグの間はやっぱりタイカ節。その上に今回はちゃんとお話が引っ張ってくれる。
あの時代を描いているものの言わんとしているコトは実に現代的。
主演のローマン・グリフィン・デイビスくんをよく見つけてきたし、眼力抜群のトーマサイン・マッケンジーもお見事。
スカヨハもお母さん役がここまでイキイキできるとはこれまた嬉しい誤算。
脇の役者もキチンと際立たせるソツない演出はさすがのタイカ作品と言ったところか。
惜しむらくは、ここまでこだわるなら、
ドイツ語喋ってもらった方が良かったかなってコトぐらい。
良かったです。