amc リンカーン にて
戦争モノというと悲惨で暗くてただ物悲しいというイメージがあるが、コミカルに、ポップにそして皮肉的に描いている(あくまでドイツ側の子供の視点からだからというのも一因)
恐ろしいことがまかり通る時代に、正しいと思えることを突き通した底抜けに明るい母親役にスカヨハがぴったり
実際に彼女とそっくりそのまま同じ人がいたのかどうかなんて私たちにはわからないけれど、恐怖の時代にああいった行動を取れる人がドイツ側にいたと思えるのは救い
ユダヤ人に対する偏見やステレオタイプは、子供ながらの発想も込みで観客も笑っていたが、ドイツ対ユダヤだけでなく普遍的に、相手への無知が恐怖や蔑視に繋がるという風刺が効いていた
英語もわかりやすいし、子役の演技もいい