もっとガンガンナチスやナチスに心酔していた人たちを皮肉って笑いものにしてくるのかと思ってたんだけど、そうじゃなかった。
もちろん笑えるけど、あの時代、ナチスに染まった人たちを、ただの笑いものにしないという意思を感じる映画だった。
わたしは、愛を全肯定して、恥ずかしがらず、なんのエクスキューズもなしで、愛が大切なんだよと全力で伝えようとするものが大好きです。
ただ一点だけ、イマジナリーフレンドの使い方にもうちょっとプロットに食い込む工夫があったらよかったなと思った。
終盤の市街地戦、日本以外の国だったらあり得なすぎる状況なんだろうけれど、日本マジそれやったからな……と反省しかなかった。