あお

ジョジョ・ラビットのあおのネタバレレビュー・内容・結末

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

コミカルタッチなのにとても深く刺さった。子ども達が戦争に駆り出されたり、ヒトラー崇拝してたり、目の前で親しい人が死んだり…っていうのは実際あの時代に起きてた事なんだよね。そう思うと何度も涙が出た。
お母さんが本当に愛情深くて、みんなに愛されてるのが伝わってきた。なくなってしまったのは本当つらい。
キャプテンKは最初ただやる気のない人なのかと思ったけど違った。そもそも「やる気のない人」なんてあの時いちゃいけないはずなんだよね。あれも1つのささやかな抵抗だったのかもしれない。キャプテンKも実は迫害を受ける側の人間で、だからこそジョジに対して父親の様に接していたのかもしれない。秘密警察が来た時の対応とか、あの衣装とか、最後のジョジとの会話とか、全てにキャプテンKの人間性を感じられて泣けた。天国では周りを気にせずフィンケルと一緒にいられたら良いな。
あお

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