訓練でウサギも殺せず、蝶々結びも結べなかった10歳の少年ジョジョ。
この話は蝶々結びも出来なかったジョジョが、お腹の中で蝶が飛び回るような恋を知り、蝶に導かれて悲しみも知り、大切な人に蝶々結びをしてあげるまでの成長物語。
ジョジョの母親がいつも愛情と優しさとユーモアをもって、ジョジョに結んであげていた蝶々結びを、大切な人にも結んであげる。愛情のつながり。
きちんと靴の紐を結ばないと、自由になったらダンスが踊れないしね。
それにしても、ジョジョの母親ロージーの優しさと愛情と強さ、キャプテンKの男気。2人の正義を貫く姿にとても心を揺さぶられたなー。
(おそらくキャプテンKはゲイで、迫害される者の心情を誰よりも理解してたんだと思う)