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ジョジョ・ラビットのどどどどのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.9
子供目線で見た等身大の戦争映画でありつつ、テーマの中にある優しさや正義といったものが嫌味なく(得てしてそういう目線のものはあざとくなりがちである)描かれている良作。スカーレット・ヨハンソン演じる主人公の母親が自分の信仰を全うしつつ、だからといって子を否定することなく愛で接するダンスシーンはこんな両立ができるのかと感動した。主人公が割と早い段階で死を受け入れる、等の当時の人権意識の低さや街中襲撃などの空気単位のリアリティも凄い。ドイツ人もユダヤ人も救われて欲しいと切に願う。
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