Sayoooo

ジョジョ・ラビットのSayooooのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
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アカデミー賞にノミネートされたこたをきっかけに鑑賞。
めちゃくちゃよかった。
キャラクターがとてもよいし、構成、音楽すべて好きな感じだった。

オープニングのBEATLESはコピー曲かと思ったら当時どうしてもドイツ語でリリースしてほしいと西ドイツのレコード会社からの依頼で録音した本人たちによるものだった。
わざわざ自分たちの国の言語でリリースさせるなんて愛国主義が過ぎて怖いと思ったけど、未だにK-POPの曲を日本語でリリースさせる日本は80年近くたって同じことしてるからおそろしい。

NZの監督の作品だということはあとから知ったけど、それで英語で制作されたのだなと思った。
個人的には、作中も見た目でユダヤ人が判断できないことを扱っていたし英語という共通言語にすることで見た目で人種はわからない。そんなことで判断すべきではない人間は中身が重要というこの映画の中で扱われるテーマを感じた。
ネオナチやアジア主義、愛国主義のような排他的な思考がまた強くなっているこの時代に観るべき作品だと思った。
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