太田康裕

ジョジョ・ラビットの太田康裕のレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.5
物語はコメディとしても進むのだけど、だからこそ胸に迫る少年のナチスへの迎合っぷり。

主人公の友人のちょっぴりマヌケっぷりも愛らしく切ない。

でも、僕はサム・ロックウェルにやられた。
中盤に明かされるナチスとしては致命的な秘密。
けれど、痛みを知るから出来る行動。
スリービルボードでも泣かされたのに!
サム・ロックウェル×ゲイ×フォックスサーチライトは涙腺刺激し過ぎ。

ただ、果たしてナチスの言動をそうした人情噺にしてしまって良いのかというモヤモヤも無きにしもあらず。