この映画、大好きです。今すぐにでもまた観たい。
オープニングでは、ナチスをこんな明るく扱っていいの?って首を傾げたけど、これはジョジョから見た戦争下のドイツ。
ヒトラーはヒーローだし、自分をいつも励ましてくれる。子供にとってはこのように映っていたのかな。だけど、そんな風にしか捉えられない子供にも無差別的に残酷すぎる現実を突きつけられる。可愛くてポップな作りでも、シンプルに現実を示している。
ジョジョを尊重し、愛で包み込んで大事なことを教える母親。ジョジョと二人で生きていくエルサ。この映画には愛がたくさんあって、幸せだか嬉しいだかで、胸がきゅーってなる。ヨーキーとジョジョも可愛すぎる。
母が教えてくれた恋愛やダンスは戦争では馬鹿にされるものだけれど、人生の喜びとか楽しみってそこにある。それを否定する戦争はやっぱりどう考えても良い点が見つからない。
そして、あんなところで流れるHEROESは格好良すぎ。
あー、本当にいい映画を見たって一週間くらいずっと思ってる。
踊ろう、そしてパリに行こう。