やぶ

ジョジョ・ラビットのやぶのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
5.0
あー、とてもとても、めっちゃくちゃよかった
笑えて泣けて現時点2020年ベスト
すべてを経験せよって金言 グッドウィルハンティングが好きな自分としてはたまらない映画だった
靴紐を結ぶことは自由になること 比喩の数々もベタでいいと思います

加害者であるナチスの悪ぶり、無思考な大人批判、ユダヤ人迫害の悲惨さ、それを生き延びるために希望が必要、ユダヤ人を救った英雄の話は数あれど、ナチスプロパガンダに骨の髄まで侵された少年の悲惨さは自分は見たことがなかった 描ける時代になったってことですか
コメディ偏重とかもあるけど個人的には十分悲惨だったな、、子どもの視点から描く映画である以上、悲惨さを背負わせすぎるのも、よさを損なう気がするのでいいバランスではないでしょうか、、
ただ、それも子どもに対してのプロパガンダとしては機能しちゃうかもしれないな
大人もこんなものを信奉している、信奉したフリをしていることの恐ろしさを感じるのは前提知識があるかどうかだし

自由を信奉してるお母さんが息子の価値観を尊重してるのもリアルでよかった、もどかしいだろうに 価値観を押し付けるのではなくそうした対立を超えて伝えられることは伝えるっていう 進撃の巨人のパパみたいにならなくてよかった
エルサももちろん最高です 口角だけでも見てられる 言い過ぎか
差別は頭の中にしかいないんですね

メルヘンな音楽と重低音の緩急、この世界の片隅にのような衝撃があります
RPGの暴発で笑ってしまうのはサイコですか?
リバーシブルが泣けるとは

Heroes選手権、ウォールフラワーを超えて1位に Heldenだから種目違い?
ただなぜみんな基本英語?
この映画に熱狂しちゃうワタシが1番危ない?
やぶ

やぶ