July

ジョジョ・ラビットのJulyのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.5
決して大人びているわけでもない、臆病で、そしてこの歳らしい生意気さもあるジョジョが主人公だからこそ響いた。
知識の少ない子どもが戦争に直面する時、それが異常ということすらわからず、周囲の大人の思惑で子どもは簡単に変わってしまうのだろう。だからこそ、ただただその日々を思うままに生きるということを是とした母親、キャプテンKなどの周囲の大人の優しさが染みた。そして、そのなかである種異分子的なエルサとの出会い。ラスト数秒の喜びが心に響いた。
July

July