Julyさんの映画レビュー・感想・評価

July

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トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

4.0

映画見たーーーー!!っていう圧倒的満足度。

九龍城のセットだけでめちゃくちゃワクワクしたし、登場人物全員キャラが濃くてストーリーにどんどん引き込まれる。
裏社会抗争ストーリーなのに青春っていいね!!
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白雪姫(2025年製作の映画)

3.0

世間で言われるほど酷くなかった。
令和にディズニーが白雪姫つくるとこうだよね、分かる分かるって感じでした。
リリー・コリンズ版白雪姫がいけるなら普通にいける。

ミュージカルシーンは同時期公開のウィキ
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ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

3.5

歌は最高も最高!!!
通常の劇場で一回見て、お前のポテンシャルそんなもんじゃないだろとDolbyで見直して、結果よかった!
シンシアの圧倒的な歌唱力にひれふすDefying Gravityは映像含めて
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教皇選挙(2024年製作の映画)

3.5

Xで登場人物の名前と顔を事前に一致させた方がいいと見て、予習していってよかった!
正直予習していても序盤お前は誰だっけ状態だったのだけど、それでも予習していたおかげでストーリーにしっかりついていくこと
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

4.0

本当にどうすればよかったんでしょうね…と心がぎゅうううとなり、いい意味での戸惑いが残る読後感。
監督が母親に、そして最後父親にインタビューするシーンはどうにか感情的になるのを押し殺しつつなのも伝わって
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

3.5

IMAXと迷ったけどDolby-Atmosで鑑賞。音の粒立ちが感じられて、演奏シーンはいずれも大満足!

シャラメの演技、歌唱は最高だった。
映画自体はディランの生き方を賞賛するというより、あくまで客
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.5

予告編見て「クレイジー・リッチ」的なノリかと思ったら、バイオレンスコメディの皮を被った使役される側の抗いを描いた作品だった。
途中まではパルムドールにしては珍しい毛色の作品だな…?と思ってたけど、ラス
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ケナは韓国が嫌いで/韓国が嫌いで(2024年製作の映画)

3.5

試写会にて鑑賞。
「ここは私にとって幸せになれる場所なんだろうか?」
主人公ケナにとってその疑問を抱いた場所は”国”であったけど、似たような感情を家庭や職場や学校などに抱いているならきっと勇気をもらえ
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聖なるイチジクの種(2024年製作の映画)

4.0

フィクションだからこその力で、イスラム社会の課題への向き合い方を変えるパワーのある秀作。

娘たちはネイルもヘアカラーも自由にできないし、父親の世間体のためにも交友関係にも口を出されて自由がない。
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

えーー!?これ実話じゃないの!?!?
…と鑑賞後にラスロー・トートのwikiを見つけようとしたところ、非ドキュメンタリーと気づいてびっくり。入場時に渡されるリーフレットといい、ビエンナーレのここだけド
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

3.5

自分にはないものを持っていて、すごく憧れて、だけど、だからこそ憎らしい。でも大好き。
そんな友人や家族がいたら、ぶっ刺さること間違いなし。

常に空気を読んで人に接するようにしているデヴィッドからした
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.5

何度か前半で挫折してたのを、思い立って最後まで気合いで見終わったらすごくいい映画だった。
前半マジで共感性羞恥が発動しすぎて息絶え絶えだったけど頑張ってよかった。

レネーが自分の良さを爆発させていく
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セプテンバー5(2024年製作の映画)

4.0

Rotten Tomatoでフレッシュトマトだったから期待を持って見たけど、これは映画館で見てよかった〜〜!
少し暗めの画面構成や何気ない効果音が臨場感出してて、終始緊迫感がやばい。
登場人物たちが報
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満ち足りた家族(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

子どもたちの邪悪さに、こちらもホシ親と同じ顔になってしまった。ホシ、信じてたのに…。

当事者と他人事の境界、善と悪の境界が入り混じって心情が揺れ動きまくる作品だったけど、大人4人の当事者の自覚が芽生
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モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.0

前作に引き続き歌が最高。
変に恋愛関係にならずにバディとしてお互いを思ってるのも最高。
でも全体的に次作への助走に終わった不完全燃焼感。。。

セブン 4K版(1995年製作の映画)

3.5

前に配信で見た内容をうろ覚えの中、IMAXで鑑賞。
刺激的なミステリー作品が続々生まれている現代においては、ストーリーがありきたりに感じるのは否めない。。
それでもアパートメントのチェイスシーンを始め
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

3.5

母性神話の感はあったけど、それでもロズがキラリにタスクだけでない愛情を抱いていく様や、チャッカリや島の住民たちと心通わせてく様子は感動しちゃった。
巣立ちの一連のシーンは歌も相まってハンカチがご臨終す
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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.0

ウォータープルーフのマスカラが負けるくらいギャン泣き。
冒頭とラストの差のすべてに愛が詰まっていた。

最初は松たか子演じる主人公のズレ加減に合わないかも、、と思ってたけど、ちゃんと引き込まれていく塚
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関心領域(2023年製作の映画)

4.0

今までにない戦争映画ってそういうことか。。
淡々とした描かれ方も怖いけど、オスカーを獲った音響効果は身の毛がよだつ。
冒頭とラストのシーンよ…。

背景に聴こえてくる銃声や人の声、日常に紛れた"戦利品
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ホワイトバード はじまりのワンダー(2024年製作の映画)

3.5

切ないけれど温かくて優しい物語でした。
ワンダーとの関係性はスピンオフのスピンオフくらいの感じなので、ワンダー未鑑賞でも問題なく楽しめるんじゃないかなと。

サラを助けたジュリアンが徹底して最高にいい
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正体(2024年製作の映画)

3.5

見に行こうかなどうしようかな、、と迷ってたけどレビューにつられて見にいって良かった!!

他の方のレビューでも言われてる通りエンタメと社会派がちょうどいいバランス。
展開にハラハラドキドキするけど、シ
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JOY: 奇跡が生まれたとき(2024年製作の映画)

4.0

実話ベースでありながら、それを忘れるほど一癖ある登場人物たちが魅力的でぐんぐん物語に引き込まれる!
ラストは感動とともに、体外受精の確立に貢献したすべての科学者、医療従事者、心身の痛みに耐えて研究に協
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ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

3.0

アリ・アスターは相変わらずそこまで非がない人が理不尽な目に合うのが好きだなあ、、

序盤から割とイラつくところもあるポールだけど、さすがに後半可哀想になってきたのはポール視点になりすぎたのか?あれって
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

好みかそうじゃないかで言えばそこまで好みではないはずなのに、やっぱり凄まじい映画。
映像、ストーリー、音楽、演出etcどこをとっても完璧で何度見ても引き込まれるし発見があるし結局ラストで泣く。そして毎
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

4.0

唯一無二の長年の親友。そんな存在に憧れるけど、現実は出会ったり、別れたりの繰り返しだったりして。そういう人間関係のほろ苦さや切なさを味わったことがある大人は、少なからず共感できるし、勇気もくれる映画だ>>続きを読む

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.0

頭からっぽにして見れる系スプラッタホラー映画。友達とツッコミ入れながら見た方が楽しめたかなー。
ラストは笑えた。

Back to Black エイミーのすべて(2024年製作の映画)

3.0

エイミー・ワインハウス大好きだから見たいなー、でも気持ちがダウンしそうだなーと思いながら見に行きました。
が、結果的にまったくと言っていいくらい心配なかった。
完全ドキュメンタリーだったAMYよりも淡
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雨の中の慾情(2024年製作の映画)

4.0

どこでもない場所で描かれる、夢のような美しい映像。「わたしはロランス」とか好きな人は絶対好きだと思う。
特に義男と福子の印象的なシーンはいずれも陰影が素晴らしかったり、配色が絶妙であったり、人と人の位
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.0

リドリー・スコットはやっぱり映画がうまい。
2時間半とにかくテンポがよかったし、力技な展開もありつつ爽快感あって飽きずに見られた。

迫力たっぷりのアクションシーンも、作り込まれたセットも大画面で見て
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スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

3.0

舞台的な見せ方をするある種実験的な映像として面白かったが、それが少し単調に感じられるところも何度か。
三谷幸喜の舞台が好きな人にはおすすめだけど、人を選ぶ作品かなあ。
長澤まさみは徹頭徹尾かわいかった
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.0

1に負けず劣らず最高な出来の2!!!
身に覚えのある思春期の感情を思い出しながら涙

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

レクター博士の怒鳴ろうが何をしようが知的で上品な存在感は別格だな〜

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.0

日本における格差が背景にありながら、それでもそれを言語化できずもがき苦しむ主人公の心情が伝わってきた。
主演の河合優実の才能をまざまざと感じられる。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.0

ジョーカー作品に求めてるものではなかった、、、、が、映像作品としてはよかった。
ホアキン、ガガともに素晴らしい。

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

心理的な負担を抱えながら働くのが最早フツウになっている現代について改めて考えさせられた。
シェアユニバースものとしてもちょうどいい塩梅で、久しぶりに大好きなキャラクターたちの姿を見られて大満足。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

アメリカの内紛ものだが、ジャーナリストの視点で描かれるのが斬新かつ中立的でよかった。
自分の人生をかけて何を成すのか、何に価値を見出すのか、極限状態でのそれぞれの生き方が見事に描き出されていて素晴らし
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