まの

新聞記者のまののレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.0
日本アカデミー賞に輝いた作品で、前から観たいと思っていました。

とても硬派な作品。
官僚や政府にとってマイナスになる事柄は全て否定され、真実が歪められ、気がつけば「無かった事」にされてしまう政治家や権力の怖さが描かれていました。
昨今、実際に日本で起こった色んな事件、汚職等を思い浮かんで来る事柄と一致しそうな事ばかりで、うんざりしてきました。

新聞記者の吉岡はただ、ただ、真実を追い求め、真実を報道したいと言う思いで一杯。
私生活もほぼ仕事。そう言うストイックな吉岡をシム・ウンギョンが見事に演じていました。

全体に暗いトーンの作品で、私には松坂桃李のセリフがよく聞き取れなかったです。
そして、結末は・・う〜ん?この終わり方ホント、止めて欲しいです。
まの

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