さしすせそうし

新聞記者のさしすせそうしのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
1.0
ジャーナリズム精神ゼロの映画。同業として、あえてそう評価をする。

実話を題材にするのなら、ノンフィクション映画に全振りした方がいい。余計なフィクションを混ぜてはダメ。

森友・加計学園問題の一連で起きた公文書改ざん問題は許されることではなく、もちろん行政や政府の対応は十分なもののと絶対に言えない。ただ、この映画だと誤解を生れかねない。

「ファクトに忠実」のジャーナリズム精神で鍛え上げられたこそ、見てて苦しい映画だった。