こういった政治関連を扱った映画は、全然観たことが無かったけど、凄いおもろしかった。
突きたいところに目掛けた手を
大きく振りかざした状態で止めたような。
国家は、いとも簡単にそのまま刃物を振り下ろせるかもしれないけど
国民は、そりゃなす術ないわな
ジャーナリストは暴露で対抗するしかないから、この映画のように揚げ足とられて潰されるのかな。
その分、表現者って強いよな。
芸術って皮を被ってる分、メッセージは表面上ボヤけるだろうし。表面上は。
その皮が分厚ければ分厚いほど
国家が刃物を振りかざしてるとしたら、風刺作品は目に見えないものを武器に脅してるのか。
何倍にも膨れ上がり、何百年も後世に残るかもしれないそれは、ひょっとしたら国家は1番怖いのでは?
演出、演技、脚本どれも良かったです。