シアター5
レイプ無罪判決の描写を見て、この作品は間違いないと確信。
忖度ナシで政治的な闇をここまで描いた邦画はとても新鮮だったし、実力人気共に申し分ない松坂桃李が演じてくれたことにも、とても意味があると思う。
フィクションだけどフィクションではない。
ぜひとも、これからの日本を支え、変えていける力を持つ若い人達に観て欲しい。
今の大人が何もしないまま・できないまま、ここまで来てしまった我が国への危機感や、選挙へ行くことの大事さをよく考えて欲しい。
形的にはノンフィクションではないので、スポットライトや記者たち~に敵わない部分はあるし、ラストが…ちょっと…。
明るい気持ちで終わるラストだと、エンタメ色が強くなってしまうだろうし、コレでいいのかもしれないけどさ!
スカッとしないところが良くも悪くも、洋画のそれらとは違うのも印象的だった。
この国の民主主義は形だけ
政治的議論等ではなく、私達がどうするべきかを問われる作品だと思う。