なんか物凄いテーマを日本が作ったのかと思うと、それだけで衝撃が走る。
腐敗しきった世の中を正すために奮闘する女性記者。その記者役を日本人ではなく韓国人のシム・ウンギョンに演じさせたのも絶妙なキャスティングだ。公開のタイミングもよく、この映画を機に政治に関心を持つ人々が現れたらと思う。
しかし、限界だったのか、「これ作って大丈夫か?」と思わせるようなことはなく、また『バイス』などのようなコメディにしなかったのも少し残念に思う。
しかし、映画としての完成度はピカイチであると思うので、残念な部分を0.2減点にして、スコアは4.8にした