DShunsuke

新聞記者のDShunsukeのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
4.0
今まで日本の映画でここまで踏み込んだのはあまり見たことなかったので、そこは素直にすごいと思ったし、映画としては見てよかったなと思う。

ただ、映画の批評というより、今の政治や報道に対する意見になってしまう。

描いているのは新聞記者と官僚。この映画が大ヒットして、マイケルムーアみたいに実名で政治家や大企業を対象としたものが出てくる為のきっかけとなるといいな。

もう一つは、タイトルが「新聞記者」なので、Twitterなどのインターネットの情報と新聞の情報の対比。
インターネットニュースはあれだけいい加減なことが流れているのに、新聞は裏取りが出来ないと虚偽報道になる。本当に取材した情報とそうでない情報。誰でも発信できるからこそ、何を信じるかは自分で判断しなければいけない。

この国の民主主義は形だけでいいんだ!
怖い言葉だ。
DShunsuke

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