Kinakosan

新聞記者のKinakosanのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
4.0
日々のなんやかんやでいっぱいの自分には、まるで遠い出来事のようで、、、。
でもどこかで、そんな不正なんて、簡単に起こらないでしょと思っている。形だけの民主主義、でも国を担う人達も人間だよね?正義感や家族を守りたいとか、思うよね?基本がそれなら、そんな悪いことしないよね?

目先のことが大事、自分の家族が大事、だけど、、、。

私ならと考えてみるけれど、本当に苦しい。すぐそばにいる大切な人を守れなくて、生きる意味あるのか。だけど、そういう人たちに、恥じない自分でいたい。本当に正しいことをすることが、本当の意味で大切な人を守ることになるのでは?

映画では必ず正義が勝ってほしいと思う。悲しいかな、映画では、と言ってしまう自分がいる。

無関心な自分を反省させられつつ、、、優しい人が報われない世界なんて、、、。

終わり方がすごく余韻を残す。
Kinakosan

Kinakosan