MidoriKaneko

新聞記者のMidoriKanekoのネタバレレビュー・内容・結末

新聞記者(2019年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

日本アカデミー賞を見て、なぜ、この作品が選ばれたのかとても気になって見てみました。
あと松坂桃李さんが好きなので単純に気になりました。
シムウンギョンさんは初めて知りましたが、透明感があって、目に力があり惹きつけられました。

内容は、え、内閣府ってこんな事してるの???
安◯政権もこうやって、不都合な問題は内調で情報操作しているのだろうなぁ...と、怖くなりました。
真実を国民に伝えようと奮闘する吉岡さん、家族を守らなければならない自分の使命と、亡き先輩の意思を無念をはらし不正を明るみに出したいという思いがあるのに、上司に自分の信念を曲げさせられようとするその葛藤。観ていて胸が苦しくなります。吉岡さん、杉原さん頑張って!と応援しながら観てました。新聞が印刷され世に出たシーンは嬉しくなりました。しかし最後路上で吉岡さんと道路で見つめ合うするシーン。何を言ったのか分かりませんが、あの言葉は実名告白の約束は、できなくなった時伝えるごめん、の言葉なのかなぁと感じました。とても考えさせられる作品で、これを世に出した著者、監督、俳優の方々含めこの作品に関わった方の勇気に感謝したいです。そしてこの作品がアカデミー賞大賞作品に選ばれたことで、日本の未来は明るいのかなと思いました。政治に余り興味がなかったのですが、改めて選挙にはちゃんと行かねばと思わされました。
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