このレビューはネタバレを含みます
この映画が作品賞を受賞したことは、映画会員から日本国民へ、希望を託しているようだなーと、そんなことを感じたりしました。
有権者として、もっとジャーナリズムに興味もたないとなぁ、と思った次第です。
けど、最後、後悔に苛まされて顔面蒼白で死にそうになってるたくちゃんには、多いに疑問を感じました。
もう良き父であろうと決めたならさ、スパッと別の生き方すりゃいいじゃん。神崎さんもそうだけど、家族や国民のためとはいえど、別に官僚じゃなくても道はあるんじゃないの…?
国民のために。とか、デカすぎるものを背負おうとする事は本当に大変なんだな。私は自分とまわりの人だけで手いっぱいじゃよ。
あと、松坂桃李の演技はやっぱり好きじゃない。んだけど、こういう映画をもっとたくさんの若い人に見てもらうには、松坂桃李しかいないのかな、と思って勝手に納得した。