ペンバートン

新聞記者のペンバートンのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
4.3
政治とメディアの関係性、ジャーナリズムのあるべき姿を非常に問いかけてくる作品。

終盤、吉岡らの決死の記事に対して、新聞各社がそれに追随する動きを見せた点は、強大かつ恐るべき国家に対して、一ではか弱い個人が手を取り、勇気を出して行動することが大事である、という吉岡のツイートの意義を感じさせるようであり、また政治について一個人が果たすことのできる役割の大きさも投げかけるようなものだった。

ラストの松坂桃李の演技は素直に鳥肌。