223cosmic

新聞記者の223cosmicのレビュー・感想・評価

新聞記者(2019年製作の映画)
3.1
社会派作品なので単純に楽しめるかというとそうではないけど、切り口が鋭い。スッパスパ。

物語の中心となるのは政府の利権問題で完全にモリカケを思い出されるし、途中、伊藤詩織さんの事件も思い出されて苦しいね。

時事問題って一見とっつきにくくても、結構分かりやすい話だったりする。

ましてや、今やTwitterで政治家や各政党の声が聞けるし、YouTubeでジャーナリストの討論会や国会中継も観れる。
分からない点があれば簡単に調べられるし、こちらからリプやコメントで質問や意見をすることもできる。
メディアが新聞やテレビしか無かった頃の一方通行の時代に比べると、なんて政治に取っ付き易い時代なのか!
(ちなみに最近気になるメディアはChooseLifeProjectです🙂)

綺麗事ではなく、
民主主義の元では、政治に関心を持ち、時に抗議や賛同の声を上げることは自分の人生のための選択となるから怠るべきでは無い。

と同時に、メディアの質と私たち自身のメディアリテラシーの重要性が再認識される。

作中、こうやって裏で足掻いてる政府の様子があるあるで全く笑えないから困っちゃうんだけど、早く、そんなのありえねーって言える国になるといいな…。

あんまり映画の感想にはなってないけど、以上!
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