ルノワール

轢き逃げ -最高の最悪な日-のルノワールのレビュー・感想・評価

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ちょっと前に空白という映画をみたもので、轢き逃げのシーンか…ってみれたもんじゃなくて、携帯いじりながら横目に観てたんだけど、なんか人形みたいだったのでそこは安心してほしいという感じ。(誰宛)

轢き逃げした場面の当事者演技も相まって重みと現実味はあまりない感じ。
しかも何でその後普通に運転できる。

そんなこんなで緊張感ある場面は過ぎ去った後も、横目鑑賞を続けてたけれど、物語のちょうど中盤からやっと動きがあって、映画に集中することができた。

にしても、水谷豊が横断歩道でも無いところを渡る時に、歩行者も誰かを加害者にする可能性を忘れるんじゃねえよと運転する側としての苛立ちを覚える。
自転車と歩行者こそ教習受けさせろと思うわけですね。

話が逸れました。

あと水谷豊のちょっとこの人なんかおかしく無い?みたいなムーブが、いまいち盛り上がりのない部分を緩和してくれてた気がする。ただの被害者の父親なんだけど。
なんかちょっと不気味ですよね?

不気味といえば、この映画の謳い文句である罠の部分なんですが、どうにもこうにも常人が演技してる感が否めなくて、驚きは愚か、やっぱ本当に頭イッてる人じゃないと表現できかねるよな、と冷静さが勝つ。

そんな映画でした。





p.s.被害者家族人間として出来過ぎ…