今更ながら、おっさんずラブを観ました。
テレビドラマ単発版・連続版のシーズン1を観て、劇場版鑑賞。
連続版シーズン1、すごくよかったです。
春田創一役の田中圭さんと黒澤武蔵役の吉田鋼太郎さんの振り切った好演、そして牧凌太役の林遣都さんの魂のこもった本気の役作りが素晴らしかった。
そのほか、生意気な後輩の栗林歌麻呂役の金子大地さんなど天空不動産のメンバー、黒澤武蔵の妻の蝶子役の大塚寧々さんなど、みなさんマッチしたキャスティングで集結していて、楽しくも熱い現場の空気が伝わってくるような臨場感がよかったです。
何より、牧くんというキャラクターが、このドラマをコミカルでキャッチーなだけではない観る前の予想を超えるような繊細な深みと愛のある物語に底上げしていると思いました。難しいテーマで色々心を砕いて配慮しているのが伝わってきます。
この映画はあくまで、連続版シーズン1の続編ですね。
でもサウナでのキャットファイトのシーンは、劇場版で出てきた新しいメンバーの沢村一樹さんと志尊淳さんが加わっていながらも、連続版シーズン1の時のような現場の臨場感、チームワーク感が伝わってきてよかったです。
おっさんずラブは、とにかくメインの3人が可愛い、周りも可愛い、可愛げのある優しいキャラクター達を各々みなさん作り上げていて、そこにテーマソングのスキマスイッチの「Revival」のまろやかで温かい切ない歌声が入ってきてピッタリでした。
