喜怒哀楽の柔らかいところに手を突っ込んでぐちゃぐちゃにされた映画でした。話の中にやりたいこと突っ込んでくるんだけど、全然変じゃない。まさに崩れそうで崩れない、神がかったバランスを保つジェンガの塔。正気じゃない。
好きになる人って、一緒にいて楽しい、というのが大事な条件だと思ってたけれど、喜怒哀楽全部を引き出してくれる人、っていうのもアリだな、と、思ったりもしました。春田は牧と一緒にいる方が表情と感情が豊かだなと。それはとても大変だろうけど、いいことだと思う。人として錆びつかないし。
どうでもいいことですが、ネットスラングをあまりオタクっぽくなく使いこなす部長はすごいし、太ってるわけでもないのに、頬の肉が揺れる春田はすごいなと思いました。
サウナのシーンあと10回は観たいな……最高だった……
