生きていて、よかった。
ドラマはハッピーエンドで完結した。
私の中でも大切な“作品”として完結させていた。
しかしこの映画によって、春田が。牧が。部長が。OLのみんなが。
この一年間、確かに生きてそれぞれの生活をしていたんだと分かった。
敢えて取り上げるなら、マロと蝶子さんの関係性の変化。
蝶子さんの前で背伸びしていたマロは一年後、
蝶子さんにしっかり甘える子犬に。
これ以上傷つきたくないと思う蝶子さんを一年見てきて
無害で かわいがられる自分でいようとしたのかなあ、などと想像した。
映画を観てドラマを観ようと思った方も多くいらっしゃるだろう。
この映画はドラマの前作と今作(inthesky)をつなげる、
天空の架け橋であったのではないだろうか。