「邦題に殺された映画」のひとつですね。そもそもの話、“匂い”を残してはいけないのはクワイエットではない。
意外と見れるというか、別に悪くはなかったと思いますけどね。
みんなヴァンパイアはこうじゃなきゃ駄目だ!みたいなのに囚われ過ぎじゃないですかね。
まあ、良作ではないし、ゾンビでいいじゃんって言われればそうなんだけどさ......
ヴァンパイアの見た目は完全にウォーボーイズだったし。
日光苦手設定も「うわっ眩しっ!!今日日差しつえーなあ、人間いた?眩しくて見えないなあ......あっいた!いたわ!」くらいな感じだったのも気にはなったけどさー、許してあげようよ。
この手の映画には珍しい、嫌な奴が一人もいないというのはおもしろかったし、幕開けの死体シーンも悪くなかった(ここ予算全振り感がある)。
後半はもっと復讐パートに振り切って暴れてくれればすごく良かったんだけど、たぶん予算が足りなかったんだろうね。
ゾンビじゃなくてヴァンパイアなのもたぶんそういう理由だよ。キレイに血を吸って殺す設定なら死体のメイクが予算もかからんし、楽だったんでしょう。