EPATAYさんの映画レビュー・感想・評価

EPATAY

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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.2

前作よりは面白いし、まあファミリー映画としては最低限の面白さは担保されてるかなって感じではあるけど、さすがにとっ散らかり過ぎている。

まず登場人物が多すぎて整理できていない。主人公周りのエピソードも
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変な家(2024年製作の映画)

1.5

脚本がダメダメ。全てが中途半端。
やるならやるで振り切ってほしい。

主観視点の映像に切り替わる部分など、要所要所でめちゃめちゃ良い演出があるのに脚本が全て台無しにしているので勿体ない。

因習村をや
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.3

ジャパンプレミアにて鑑賞。
「なぜ人は旅をするのか」をテーマに日本と台湾2つの舞台、18歳と36歳2つの時間軸で拡げられる出会いと別れの物語。

おもしろくないわけではないんだけど、いまひとつ記憶に残
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.4

ジャパンプレミア試写会にて鑑賞。

歴史物でありがちな登場人物が現代語を使う違和感問題にまで理由付けしてくれた所で良い意味で笑っちゃった。

これだけで今作は“説明”ということに対してすごく丁寧だなっ
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.3

鴨の家族が冬を過ごすためにジャマイカへ渡るだけで、それ以上でも以下でもない。ただ、その“旅感”だけで映画を成立させてしまうのは、さすがイルミネーションスタジオ。

なにも余計なことをしていなくて、安心
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サイレントラブ(2024年製作の映画)

1.0

視力を失った女性と声を失った男性のラブストーリーを通して、“見えるのに見えていない”社会を描く.....はずが監督が1番見えていない。いや、見えていないならまだしも、見えているのに無視をしているからた>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.2

外からは見えにくい悩みや生き辛さを抱えた人たちを通し、個人と個人の関わり、その先にある社会のあるべき姿に対してこうあってほしいという希望を感じた。

パニック障害とPMSという、自己責任論で片付けられ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

良かったですね〜

ちゃんとゴールデンカムイだった。

今作を観て、『キングダム』の大ヒットが残した功績はとてつもなく大きいなと実感した。

原作にリスペクトを持って丁寧に作れば、原作の序盤だけを描い
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.8

ジェームズ・ワンすごいよあんた.....

あんなにゴタゴタに巻き込まれた今作を見事にまとめ上げてエンターテイメントに振り切る素晴らしさ。

決して突出した出来の作品ではないけど、観客が楽しむことを第
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

スマートなのにダサい。ダサいのにスマート。

フィンチャー版プロフェッショナル仕事の流儀ともいえるお仕事ムービー

変な中毒性があって振り返れば返るほどに深みにハマっていく。

エスケープ・ルーム2:決勝戦 エクステンデッド・エディション(2021年製作の映画)

3.3

ゾーイとベンがモーテルにいくまでの冒頭と、酸の雨を回避するゲームの後からの展開が通常版とは丸々違うバージョン。

監督が本当にやりたかったのがどっちなのかがわからないけど、個人的には通常版のほうが構成
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エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

3.5

相変わらずゲームをクリアするてまでのテンポが良いし、今回は一度クリアしている人たちという設定だから、すぐにルールや突破の仕方に気づくことに対しての違和感もない。

ゲーム自体も前作よりも頭脳部分と体力
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.4

ライトなデスゲームものでテンポも良いので見やすい。

冒頭、ゲームが始まる前のキューブパズルみたいなところで、力技でなんとかなることもあるよって示してるのはまあ潔いと思う。

ただ、最初のゲームが一番
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オットーという男(2022年製作の映画)

2.9

1本の映画としてはよくできてるし面白いんだけど、リメイク元をほぼそのままなぞってるだけだからこの映画の功績ではないよなーとは思う。

SNSを作品内に組み込んだりなどちょっとした変更はあるけど、それも
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.6

終始ダラダラしてて上滑り感じが、今作にはハマってて良かった。

あからさまなウケ狙い感もキャラクターと合っているのか、ちょいちょい気になる時はあるけど、それでもまあ見れた。

ただ、敵サイドのキャラに
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

楽しかった!が鑑賞後の最初にくるのでそれが良かった。

冒頭から手際よくキャラ設定や世界観の提示をしていき、その後は“チョコ”を巡って【夢の在り方】を楽しく描いていく。

この冒頭の上手さはもう職人芸
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

4.0

今作を見ると、『ジャスティス・リーグ』や『アーミー・オブ・ザ・デッド』で本当にやりたかったのはこれなんだなと思わせられる。

『七人の侍』をベースに『スター・ウォーズ』などザック・スナイダーが影響を受
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

一貫してゴジラを恐ろしい存在として描いているのがなにより素晴らしい。

ゴジラを全く出し惜しみしていなかったのも良かったですね。

ハラハラドキドキしながら心から楽しんで観れて、久しぶりにこの感覚味わ
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ほかげ(2023年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭にて鑑賞。

終戦後の闇市を舞台に、少年が出会った3人の大人の人生を描き戦争がもたらした闇を炙りだす映画。

戦争の直接的な描写は一切ないのに、その恐ろしさがヒシヒシと伝わってきて画面に
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

人間vsAIって食傷気味であんまりワクワクしないなーって思っていたけど、めちゃめちゃフレッシュで面白かった...!
なんか全体的に軽いんだよなーがずっと続いて「はぁ...」ってなってたら、その軽さの訳
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.9

変化をしてはいけない町で世界を知る少年少女。“終わる”ことは悲劇?希望?

しんどさ通り越してもはや心地がよい拗らせ思春期爆発映画だった。秒速5センチメートルとか好きな人はハマると思う。

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.2

アトラクションとしての楽しさはあるんだけど、いかんせんドラマ部分が雑。

愛する人の死との決別というテーマは良いのだが、それがゴーストたちの物語とあんまり噛み合っていないし、だとするならあのオチは駄目
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

正直、面白いかどうか聞かれたら全然面白くなかったし困惑も多いけど、好きか嫌いかで聞かれたら即答で好きと答える。

解釈とかの部分は置いておいて、物語自体は母の死と新しい生活を受け入れるための少年の冒険
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