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ゴーストバスターズ/フローズン・サマーのEPATAYのレビュー・感想・評価

3.2
前作よりは面白いし、まあファミリー映画としては最低限の面白さは担保されてるかなって感じではあるけど、さすがにとっ散らかり過ぎている。

まず登場人物が多すぎて整理できていない。主人公周りのエピソードも深堀できなく、オリジナルのメンバーもまあまあな尺出てくるけどこれといったドラマもなく。その上新キャラも出て来るので大渋滞を起こしている。

その上、あの人も活躍させたいしこの人も活躍させたいしなので当然一人にかけられる時間は少なくなるわけである。

まず、フィービーの精神的な成長っていうのは前作でやったのだから、そこをまた繰り返すのは無駄。

だったら今作で出てきた“ファイヤーマスター”という要素にフォーカスを当てるべきだし、そこに主人公たち次世代を担うキャラたちを絡ませていったほうが良いのではないか。

ゴースト少女だって結局は持て余しているし、なによりあれもこれも詰め込もうとした皺寄せでヴィラン周りの要素が薄くなってたら本末転倒じゃないのか。

一番の見せ場が一番つまらないという.....

最後の親子の関係云々もとってつけた感強いし、そこを描きたいんだったらやっぱり過程をもっと見せなきゃ駄目なんだよ。

もっと早い段階でフローズンサマーにしてそこから展開していけばいいのになんだかなあ。
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