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ギレルモ・デル・トロのピノッキオのココのレビュー・感想・評価

4.0
(追記)舞台裏を見たことで評価を改定します。ストップモーションは文化の真髄。こういうのは何度も観返したいんだけれど、長めの尺や主張の強いストーリーがそれを少々邪魔するのが玉に瑕。

(旧)元のストーリーをよく知らないので比較ができないけれど、子供の視聴を考慮して比較的セーブしているなという印象。バッタがいかにもギレルモデルトロ。中肢で老眼鏡を持ちながら前肢で書き物をするのがかわいい。ピノッキオ役の子が素晴らしいですね。

(手彫りの映画、その舞台裏)
登録がないためこちらに。そりゃ15年かかるわ。そもそもストップモーション風のCGだと思ってましたよ。ミスをさせることによる自然な仕草や、作られた年代を考慮し古さに差を付けたセットなど。狂気を感じるこだわり具合。人形の表情は顔を交換するものとばかり思っていて、メカ式という存在をそもそも知らなかった。
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