ムッソリーニ政権下のイタリア。戦争で息子・カルロを失ったジュペットは、悲しみに暮れつつも酒に酔った勢いで木の人形を作り出す…
いじわるなキツネは人間に、ロバにさせられる遊園地は戦争に送り出される子供たちの訓練施設に。ピノキオが何度死んでも生き返ることから"時間"の大切さを知っていく、などディズニー版からは大幅にアレンジされ、デルトロ流に味付けされ直したピノキオ。アニメーション愛がこれでもかと詰まっていてすごく良かったです。ラストで本物の人間になるディズニー版ではなく、子供にはこちらを見せるべき。海辺のシーンは普通に泣いた
