Momo

ギレルモ・デル・トロのピノッキオのMomoのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ラストが好き。
ピノキオというとやっぱりディズニーのクラシカルなやつを記憶してる人が多いと思うんだけど、あれの最後で「でもゼペット爺さんって不老不死じゃないし、ピノキオが普通の男の子になっても一緒にいられる時間が少なそう」と思ってしまった感情に結論がつけられていた

歌声がとても綺麗
ピノキオの透き通るような声も、死の世界のウサギの合唱も好き

はーーーこれストップモーションかーー
労力、、、、、!!!
アニメーションも素晴らしい

というか、「ピノキオ」を表現するにあたってそりゃあストップモーションが正しい気もしてくるなぁ
水の表現はさすがにCGだよね

正直ギレルモデルトロ監督の映画って自分の苦手な部分にドンピシャで、「ありがとう、でもほんとーーーーーに結構です!いらないです!!!!」という感じだった。ゾっとして苦手なクリーチャーと気味悪さに耐えられなくて、好きなピノキオが彼の手にかかってどうなるんだろう、と思っていた
でも評判はいいし、多分あのおどろおどろしい感じがピノキオの不気味さにうまく噛み合ってくれ!と願いながら見た
あの魚とか妖精?の翼にやたらとついてる目たちとかにその片鱗を感じたけど、今までの苦手の度合いから考えたらこれは「ずっと好き」に値すると思う

適材適所!

邦題、「ギレルモデルトロのピノキオ」なのか
でも確かにみんなそう説明するよね
Momo

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