あかペン先生

行き止まりの世界に生まれてのあかペン先生のレビュー・感想・評価

4.0
字幕鑑賞。
2021年113本目。

スケボーと若者3人の物語。
ノンフィクションということもあり、一人一人が話す言葉に重みがある。

いつまでも子供ではいられないこと、現状を理解しているがなかなか変えることが出来ず葛藤したり、過去の暗い経験と向き合い自身の答えをだし未来に向かって一歩進む姿etc、、、
ワンシーンワンシーンがとても深い。

でも多くの悩みや不安を抱える彼らもスケボーをしている時は、何もかもから解放されて心の底から楽しんでいる。
その姿が本当に幸福に満ちていて、彼らのスケボーに対する愛と仲間達との他愛のないやりとりがとても良かった。

冒頭ロングカットで街をスケボーで駆ける姿が最高にエモくてクール。

同じ題材のmid90sも続けて鑑賞しよ。

【スケボーは単なるスタイルや仲間作りの
 手段じゃない
 これがあれば抜け出せる
 生きられるんだ】
 by エリック
あかペン先生

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