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行き止まりの世界に生まれてのoooのレビュー・感想・評価

4.0
みんな夢中になってスケボーをする。
スケボーが心の拠り所で居場所になっていた。

「スケボーは単なる遊びじゃなく
もっと家族みたいなもの」



一人はザックという白人。命知らずで豪快で陽気。スケボー仲間を引きつけるカリスマ性がある。

 もうひとりはキアーという黒人。抜群のテクニックを持ち、気さくで明るいので人種を超えてザックたちと仲がいい。

そしてビンというアジア人。やせっぽちで物静かだがビデオ撮影が得意で、みんながスケボーするのをビデオに撮影する「フィルマー」。彼がこの映画の監督ビン・リュー。


3人それぞれが抱えているものと向き合い、心が削られて傷ついていく姿を見るのは苦しかった。
家族のつながりは本当にやっかい。
ほどきたくてもほどけない。


貧困や人種問題、家庭内暴力、離婚。

個人の人間関係もあるけれど
社会自体にも問題がある。


スケボーシーンの疾走感◎
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