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行き止まりの世界に生まれての0のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

とってもよく出来てるドキュメンタリー映画。
簡単にどう感じたかなんて言ったらいけない気がして。それでも知ることは大事だと思うので。

「認めたくないんだ、人生が苦しいのは俺が最低だからだって」
「このクソみたいな人生を選んできたのは俺なんだって」
というザックのセリフはまさに自分も思っていることで、そのもどかしさが少しは分かる気がして泣けた。

ネガティブな経験をポジティブに変えられない人もいる。弱い人間だっている。自分だけじゃない。でも、まだそんな自分を変えられる希望はある。
そう思わせてくれる映像でした。

ケントの母が特に弱すぎてもどかしかった。でも彼女も彼女なりに自分の弱さと闘ってきたのかもしれない。
“自分の両親を見てて結婚したくないと思っていた。でも1人は嫌(だから結婚した)。”
これを父親に暴力振るわれてた息子に言える悲しさよ。ケントが強い人で良かったけど。

最終的にはザックも含め、みんな一歩踏み出していて、
晴れやかな気持ちになった。

はーみんな幸せに生きられたら良いのに。
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